静岡動物漢方鍼灸センター|静岡県葵区西草深町|動物病院

⭐️漢方生薬内服治療や鍼灸治療が得意な動物病院です。

HOMEブログページ ≫ 消化器疾患 ≫

ブログページ

✨ネコちゃんの慢性口内炎、漢方生薬内服治療約2ヵ月で改善 

IMG_6147
✨慢性口内炎のあったネコちゃんですが、漢方生薬内服治療約2ヵ月ほどでほぼ、なくなりました。 

口内炎や歯周病の時に使用する
細菌感染コントロール漢方
歯肉炎漢方
などを組み合わせることによって、

猫の口内炎
犬猫の歯周病
猫の慢性鼻炎
などを治療することができます。

毛艶も良くなり毛量も増えます。


初診時の舌の様子
・舌の上に赤い点があり、点刺舌(テンシゼツ)という状況でしたが、改善
・陰虚体質から舌全体は紅く紅舌という状態でしたが、正常な淡紅舌(タンコウゼツ)に改善

現在、肉眼的には口内炎もほとんどなく、ご本人は食事をするときにほぼ違和感なく食べれているのではないかと思います。
初診から2ヶ月です。
2024年08月28日 12:36

慢性下痢・軟便が漢方内服3日ほどで改善しました。

IMG_6144
⭐️慢性下痢・軟便が漢方内服3日ほどで改善し、現在治療から4ヶ月ほどですが、正常な便しか出ていません。

📕慢性下痢・軟便がずっと続いていた7歳3ヶ月のミニチュアピンシャーの女の子です。

画像は飼い主様からのご報告です
漢方生薬内服開始から4ヶ月ほど経過していますが、既に便は常に良い状態。

✨消化器系でご相談が多いのは、
かかりつけ獣医師から
『IBDです。』
『IBDの疑いです。』
あるいは、

繰り返す下痢・軟便
→検便でやPCR検査で寄生虫・細菌・ウイルス感染除外
→整腸剤・下痢止め処方
→改善しない
→『IBD疑いです。』と獣医師に言われる。

→当院の漢方生薬治療で、すぐに良くなる。患者様は1週間以内に便の状態が改善。
のパターンで非常に多いです。

実際に消化器の病気があり、低アルブミン血症となっていて、
漢方生薬治療で改善するかどうかは、
その時の患者様の体質、病歴の長さや炎症の強さなどが関係していると経験上考えています。

いつも受診前に飼い主様がしっかりLINEでご報告してくださるので、ご自宅でのご様子もよくわかります。
天気の影響もあることをお伝えしていたので、お天気の様子もご報告いただけました。
ありがとうございました。
2024年08月28日 12:19

漢方生薬治療で毛並みと毛量が豊かになり、とても元気です。

IMG_1959

1.既往歴

慢性腎臓病・消化器系の不調

2.中医学による診断

腎陰虚・湿熱症
 

3.治療

・腎陰虚漢方
・腎臓病漢方(尿蛋白漏出抑制漢方・デトックス漢方)
*デトックス漢方・・・血中老廃物排泄を促し血液検査での腎数値を下降させる漢方
・湿熱症漢方
・薬膳スープ

 

4.飼い主様のご感想


自宅で3種類の漢方薬と薬膳スープを飲ませながら、皮下点滴を行っています。
漢方治療始めて2ヶ月弱になりますが、毛並みと毛量が豊かになり、日々のエネルギーも子猫の頃を思わせる位になりました。

5.獣医師からの補足説明
消化器系の不調や慢性腎臓病があることから、薬膳スープと漢方生薬内服をしています。
毛並みの改善と、毛量の増加が著しいです。
普段の元気さもかなりよくなったとのことです。

当院の治療は、こちらをご覧ください。→慢性腎臓病の漢方治療 消化器病の漢方治療

 

2024年04月13日 14:19

✨便秘について

IMG_4876
💫画像は、便秘漢方内服後の便
便を撮影した画像のため、ご気分を害される方がいらっしゃると思いますので、一部画像を加工しております。
これは、便秘を漢方生薬を内服しているうちのネコちゃん、コムギちゃんの『良いうんち』です。

こんなにも立派で長い便が、毎日でます。

当院では、漢方生薬内服により、
ネコちゃんが「良いうんち」を毎日排泄できるような治療を行なっています。


📕動物病院の診察室でのある会話
獣医師「このコは毎日良いうんちが出ていますか?」
飼い主様「うーん。良いと思います。」

この会話がなされた時、診察に来た患者様が本当に良いうんちを日常的に排泄しているかどうかは、不明です。

獣医師の「良いうんち」という質問の仕方は、あいまいで、聞かれた飼い主様は、ご自身で「良いうんち」「良くないうんち」を判断しなければなりません。 

特に、ネコちゃん🐱は、便秘の患者様が多いです。


☪️便秘の説明
⭐️便秘の西洋医学的な問題点と解釈

便秘→消化管内に宿便→宿便の中で腸内細菌により様々な代謝産物産生→現在、糖尿病などの疾患は、特定の腸内細菌の代謝産物が消化管から血液を介して、体内に吸収され、発症すると考えられています。



⭐️便秘の中医学的な問題点と解釈

便は、体内の老廃物、毎日排泄されなければなりません。

便秘→消化管内に宿便→老廃物蓄積→大腸の熱が、肺に上がる。→肺熱となり、咳が出る→肺機能低下→肺気の粛降できなくなる→更に便秘となる。


✳︎肺気の粛降とは…
便は、力むことにより、排便されます。
これについての中医学的な説明は、力んだ時、肺の気を大腸まで降ろすことにより便が出るという仕組みです。


肺と大腸は、コンビとなる経絡であるため、
肺気の粛降も
肺の大腸の熱が肺に上がる現象も
成り立ちます。

経絡…経穴(いわゆるツボ)を電車の駅に例えると、駅と駅を結ぶ線路が「経絡」になります)


☪️漢方治療の実際
⭐️漢方内服で約1-2日で便秘解消
骨盤狭窄など構造的な問題がない場合、漢方薬内服1日から2日で通常良い便になります。

当院では、漢方生薬内服により、
ネコちゃんが「良いうんち」を毎日排泄できるような治療を行なっています。

当院のネコ🐱のコムギちゃんは、便秘漢方内服で、毎日快便です。


#ネコ便秘#ネコ巨大結腸症#ネコ便#ネコうんち#ネコ#猫#ネコスタグラム

#イヌ#犬#dog#狗#개#ネコ#猫#小猫咪#猫咪#고양이
#イヌ慢性心臓病#ネコ慢性腎臓病#イヌ外耳炎#イヌ皮膚病#イヌ肝臓病#ネコ肝臓病#ネコ皮膚病#ネコ心臓病#イヌ慢性腎臓病#イヌ消化器病#ネコ消化器


お知らせ📯

当院の漢方治療は、2024年1月現在、以下の地域の各病院様で受診していただくことが可能です。
ご希望される方は、各病院様にお問い合わせいただくか、当院まで直接お問い合わせください。


⭐️東北地域⭐️
アレックス動物病院様
HP URL https://www.arex-119.com/
〒982-0813 宮城県仙台市太白区山田北前33-69
TEL:022-244-4912


⭐️関東地域⭐️
東京都→
うめやしきアニマルクリニック様
HP URL https://www.umey-ac.com/
東京都大田区大森中
Instagramアカウント
@umey.ac1256


⭐️関西地域⭐️
淀川中央動物病院様
HP URL https://yodo-ah.com/
大阪府淀川区東三国6-12-6


あるいは、下記へお問い合わせ下さい。

静岡動物漢方鍼灸センターhttps://kampo-shinkyu-syu-ah.com/
しゅう動物病院

診療のご予約はこちらからどうぞ→
TEL054-248-6167
Eメールsyuanimalhospital@gmail.com
LINE ID syu-ah




#漢方内科専門獣医師 #動物鍼灸 #動物鍼灸治療 #動物病院 #漢方薬 #生薬 #動物漢方
 
2024年04月05日 19:24

漢方治療で、とても元気になったトイプードルの女の子です

IMG_4787

⭐️漢方内服治療で、とても元気😄だと飼い主様がおっしゃっている高齢のトイプードル🐶の女の子です。

1.主な症状
歳を重ねてきて、元気がない。
朝起きてこない。
朝ごはんを食べない。
朝嘔吐する。
2.診断
湿熱症
気虚
3.治療・経過

湿熱症という問題から来る消化器症状でご飯の食べが悪かったことを『湿熱症』漢方内服とで解決

気虚は、体質で、『元気がない状態』

元気がない→高麗人参処方

🥕高麗人参は、気を補う有名な漢方薬です。
気虚→元気不足→補気薬である高麗人参内服→元気になる!
4.飼い主様のご感想
漢方生薬を飲むようになって、ご飯も食べるようになり、元気も出たそうです。
5.獣医師からの補足説明
📕朝ご飯を食べない問題について
高齢になってくると
・朝ご飯を食べない。
・朝、胃液を吐く。
・あるいは、朝ご飯をお昼に食べて、夜までに1日分をやっと食べる。とにかく朝は食べない。

これらは、加齢に伴う消化器機能低下から来る問題です。
漢方生薬治療で、これらの問題は解決が可能です。

📕元気がなくなってきた問題について
高麗人参以外にも、薬膳のスープや薬膳食材で元気になります。

💫高麗人参🥕の豆知識🫘🫛
高麗人参に限らず、漢方生薬全て、
採取する産地、時期、もっと細かく言えば、
山の斜面の陽が当たる場所で生育したものと日陰で生育したもので、その性質が異なります。

また、高麗人参は、金属に触れると、漢方薬としての薬効を失います。

包丁で切ってもいけないし、ステンレスのシンクに置いてもいけません。

それぞれの漢方生薬🌿に細かい知識や意味があります。
2024年03月29日 18:22

膵炎を5日間で漢方治療し薬膳で不定期な嘔吐も収まりました。

IMG_4418

🌟膵炎を漢方で五日間で治療し、薬膳食材で不定期な嘔吐も収まり、毛量も増えました。


動画のワンちゃんは、2023年秋に消化器症状があり、検査の結果、膵炎と診断しました。
もともと肝機能の低下があるワンちゃんです。

膵炎は専用漢方内服で5日ほどで良くなりました。

また、普段から消化器用の薬膳食材を召し上がっていただいてるため、もともと不定期にあった嘔吐
もなくなりました。
薬膳食材で体重もちょっと増えました。


📕膵炎の漢方生薬治療について

中等度までの膵炎であれば当院の漢方薬内服治療で1週間ほどで治ることがほとんどです。
西洋医薬の治療より、治療期間は短くすむことが多い気がします。


 

2024年02月05日 16:37

慢性の嘔吐・下痢のあった3歳のペキニーズの女の子です.

IMG_4287
慢性の嘔吐・下痢のあった3歳のペキニーズの女の子です。

1.主な症状・診断名

嘔吐・下痢
痩せている
歩きたがらない

2.中医学による診断

陰虚・脾気虚

3.治療・経過

陰虚漢方・消化器用漢方を内服。
嘔吐・下痢の症状は漢方生薬内服3週間で症状は改善しました。
現在は漢方薬の内服はしておらず薬膳食材を食べていただき、とても良いコンディションだそうです。

以下の症状が続いていたということですが、漢方生薬内服3週間で
1.吐き戻し→治りました。
2.下痢→治りました。
3.体重→増えました。

当院の治療はこちらをご覧ください。→消化器病の漢方治療
 

4.飼い主様のご感想

我が家へ来て11か月、毎日抱っこでお散歩に出掛けていましたが、おろすと座ったまま……。
漢方生薬内服を始め、
内服開始1ヵ月後に歩き始めて50m、
内服開始1ヵ月半後に400mと距離をのばし、
現在は毎朝2キロ程歩いています🙌
この頃は、歩くのが速いし、鳩の羽やドングリを拾い食いするので目が離せません。
これだけ歩いて体つきがしっかりして、ずいぶん基礎体力が付いて元気になったと思います。
2024年01月19日 21:23

飼い主様のご感想:腎臓病・膵炎のあった女の子のネコちゃんです

mtymtn2
撮影や掲載へのご理解ご協力をいただきました、飼い主様、患者様に深く感謝申し上げます。

説明

15歳の女の子のネコちゃんです。漢方生薬の内服と定期的な点滴治療にお見えになります。

慢性腎臓病があります。
2022年8月に膵炎を発症しました。
 

飼い主様のご感想


『年齢を重ねるにつれ、食べる量が減り、便の量も減り、寝ている時間が増えてきたなと感じていました。2022年9月はじめにとうとう食事をほとんど取らなくなり、法月先生に診ていただくことになりました。
血液検査の結果膵炎であるとのことでした。
西洋医学的には入院しての投薬治療が必要とのお話しでしたが、漢方治療では通院での治療が可能とのこと。慣れた自宅で過ごせるのなら、愛猫にとってもストレス少なく過ごせるだろうと思いました。
15歳と高齢猫ですし、このままこの子は弱って行ってしまうのだろうかと寂しい気持ちになりました。

そして、先生の漢方薬を服用し帰宅したところ、驚くことにその日のうちに食事をとりたがり、次の日、その次の日と食欲が回復していきました。
一週間した頃には、若かった頃のように目に力が宿り、よく遊び、よく食べ、しっかり排泄するようになったのです。
あまりの回復ぶりに、獣医の先生に対してまことに失礼ながら、これはまるで魔法のようだと思ってしまったほどです。

今は通院の間隔を開けて、服薬と点滴に通わせてもらっています。一度に結構な数の漢方薬を飲むのですが、あまり嫌がる素振りもありません。通院も、大好きというわけではないようですが、嫌がらずに受け入れているように感じます。
何でしょうね、本人的にも、「服薬するとなんだか調子が良くなるぞ」と感じているのかもしれないな、なんて思います。

また、先生に教えてもらった、マッサージもお気に入りの様子です。膝に乗って来ては「なでて、触って」とやってきます。かわいいです。

病気があるのは仕方ないですが、このままの調子が維持できて、この子が猫らしく元気に過ごしてくれたら嬉しく思います。』

 

漢方生薬内服の経緯

膵炎に対する治療
2022年8月の膵炎発症時には、
通院による漢方生薬(悪心止め漢方と膵炎用漢方)の内服と皮下点滴を行いました。
腎臓病に対する治療

慢性腎臓病で多尿となり、身体から水分が抜け、脱水していました。
中医学上は『腎陰虚』という状態でした。

*腎陰虚になると身体は水分不足になり、熱を持つようになります。
身体が熱くなり、落ち着かなくなり、精神的にもイライラすることもあります。

皮下点滴を行うと、その時は水分が体内に入りますが、すぐ尿として排泄されてしまいます。
皮下点滴治療とともに、身体に入れた点滴が体内に維持されるような漢方を使用します。
この漢方内服により身体の熱は取れ、落ち着きます。また、見た目としては、毛に潤いが出て、艶やかになります。
 

今後の治療方針


現在、
腎臓と消化器の機能を改善し、老廃物を体外へ排出する『デトックス』漢方生薬
消化器の働きを向上させる漢方生薬と
元気が出るような漢方生薬などを
組み合わせて内服していただいております。

飼い主様が、ご熱心にご通院いただき、ご本人も診察室で上手に漢方生薬を飲んでくださいます。
このようにお宅での内服が難しい場合は、通院での治療が可能です。

ご本人は、漢方生薬の内服で、毛艶も良く、とっても元気です。
治療前よりも目に生気が宿り、力強くなりました。
ずっとこの状態が継続できるようにお手伝いさせていただければと思います。

当院の治療はこちらをご覧ください。→消化器病の漢方治療 慢性腎臓病の漢方治療




#ネコ慢性腎臓病#ネコ膵炎#ねこ#ネコ#猫#ネコスタグラム

#漢方内科専門獣医師 #動物鍼灸 #動物鍼灸治療 #動物病院 #漢方薬 #生薬 #動物漢方

静岡動物漢方鍼灸センターhttps://kampo-shinkyu-syu-ah.com/
しゅう動物病院

診療のご予約はこちらからどうぞ→
TEL054-248-6167
Eメールsyuanimalhospital@gmail.com
LINE ID syu-ah
2023年12月28日 16:57

7歳の女の子のパピヨンちゃんです

1.主な症状・診断名

・お腹が弱くて、膵炎を繰り返す。 ・肝臓機能低下 ・仔犬のころから涙焼けが酷く、目の下がただれてきて自分で掻いて血を出すこともしばしばあった。


2.治療

・ 定期的な鍼灸治療と漢方生薬(消化器用漢方)の内服
当院治療はこちらをご覧ください。→消化器病の漢方治療

3.飼い主様のご感想
  • 鍼灸治療と漢方生薬の内服によって、それ以前よりも非常に消化器の調子は良くなって来ています。
  • 初めは半信半疑な処もあったんですけど、食欲は出るし、膵炎は起こさなくなって。 
  • 多少の嘔吐とかはは時期的に有りますけど、自分の力で治す事が出来て、症状が持続しない。
  • 非常に食欲が出て元気になっています。 
  • ちっちゃい頃からこの子は涙が多くて、涙焼けというかただれてきちゃって、自分で掻いて血を出しちゃう、目の下。それが、涙は出ますけど、炎症を起こす事は無くなった。 
  • 梅雨から秋にかけては痒くて痒くてしょうがなくて自分で掻いて、朝起きると血だらけになってた。それが無くなったんです。
2023年12月28日 16:50

16歳の女の子の三毛猫ちゃんです

1.既往歴

慢性腎臓病・肥大型心筋症・過去に膵炎を起こしている

2.中医学による診断

・腎陰虚・湿熱症

3.治療

定期的な鍼灸治療と漢方生薬(腎臓病用と消化器用の漢方)の内服
当院の治療はこちらをご覧ください。→消化器病の漢方治療 消化器病の漢方治療 心臓病の漢方治療

4.飼い主様のご感想
  • 毛艶が違います。フワフワしてくる。
  • 鍼灸や漢方の治療を始める前と比べて、元気さで言っても元気です。
  • 寝るときはすごい寝るんですけど、起きてる時は本当に元気です。
  • 顔だけ見ると16歳には見えないと良く言われる。
  • 鍼刺しても大人しいっていうのが私は信じられなかったです、初め。
  • 以前はここ(首の左耳の付け根あたり)にグリグリが出来てたんです。で、グジュグジュしてたんですけど、鍼で綺麗になくなったんです。本当にびっくりです。
2023年12月28日 16:50