治療原則②「体質」について
慢性疾患に対する漢方生薬治療では、現在現れている症状だけでなく、その背景にある「体質」についても考えていきます。
中医学では、体質を捉える考え方として、主に以下のようなものがあります。
気虚
「気」が不足している状態です。元気がない、活動性が低下するなどの変化として現れることがあります。
血虚
「血」が不足している状態です。状態が進むことで、貧血などが見られることがあります。
陽虚
身体を温める働きが低下し、冷えなどが見られる状態です。
陰虚
身体の水分バランスが乱れ、水分が失われやすくなり、乾燥や火照りなどが見られる状態です。
精虚
中医学でいう「精」が不足した状態として捉えます。
当院では、こうした体質的な要素も含めて全身の状態を確認し、治療方針を検討していきます。


