静岡動物漢方鍼灸センター|静岡県葵区西草深町|動物病院

⭐️漢方生薬内服治療や鍼灸治療が得意な動物病院です。

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当院からのご挨拶

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ホームページをご覧の皆様へ

~ごあいさつ~
はじめまして
静岡動物漢方鍼灸センターのセンター長の獣医師の法月周(のりづきしゅう)と申します。

わたしは、動物が好きです。かわいいし、癒してくれます。自分の人生にとってかけがえのない存在です。

すこしだけ自己紹介をさせていただきます。

⭐️獣医師を志したきっかけ
中学生のときに何軒かの家をたらい回しにされてからわが家にきた犬を家族にしたことがきっかけとなりました。そして獣医の先生の診療を見させていただいたことが、私の中での獣医師を志す思いをより強くしました。
この犬(名前はムックちゃん)は寝たきりの生活を過ごし、18歳9ヶ月で亡くなりました。
とても幸せだったと思いますし、私もありがとうという思いでした。

⭐️獣医師になってから
それから月日が流れ、愛猫(ミミちゃん・しじみちゃん・カツオちゃん)愛犬(ララチャン・ふふちゃん)たちを幼少期から育て、病気は、漢方生薬で治療し、天命をまっとうして、みんな、お空へと旅立ちました。
とてもかわいいコたちで、すごく大好きでした。今でもみんなのことが、大好きです。

現在、喘息があるコムギちゃんと免疫の病気のタラちゃんというふたりのネコちゃんと暮らしています。
勿論、治療は全て漢方生薬を用いた治療で、臨床症状は、改善しています。


📕現在の当院の特徴について
⭐️『漢方生薬』での治療を専門にしている病院です。

⭐️当院は、通状の治療では治らない慢性疾患を『漢方生薬』で治療しています。

⭐️漢方生薬内服治療の対象となる病気は、内科疾患全般・一部の外科疾患です。

病気期の種類や病歴の長さにもよりますが、

1.『漢方生薬(既製品やサプリメントではない)』を用いた治療は、とても効果が速いもので一般的に言われている『漢方薬は長く飲んでゆっくり効く』というものとは、異なります。

⭐️治療に関して、臨床症状の改善や、各種検査による客観的評価を行なっており,
良好な治療成績を収めております。

お見えになられている患者様の多くの方々は、漢方生薬治療が第一選択となっております。
当院の診療実績や日々更新されるInstagramやfacebookをご覧ください。

診療実績はこちら

🌟飼い主様・患者様へ
きっとお役に立てることがあります。
漢方生薬内服治療で、ご家族であるペットの健康を維持し、ご家族皆様が笑顔になれるようにお手伝いできればと考えております。
よろしければ、ご相談ください。
 

🌟私が漢方治療を始めるようになったきっかけ

⭐️私が働きすぎて、身体を壊しました。
病院を2006年に開業してから、最初の3年間は365日、24時間鳴った電話は全てとって診察をしていました。
その影響で、私の体は疲れ、体調を崩し始めました。
当時の私は、左胸のあたりに痛みがあり、食事をすると疲れて寝てしまい、息を吸っても吸っても酸素を取り込めていないような感じでした。

🌠ある漢方医との出会い
その時に当院の患者様のご紹介で、ある漢方医の先生と出会いました。
2008年だったと思います。

この先生の漢方薬や鍼灸治療により数年かけて、私の体は回復していきました。

だいぶ体調が良くなった、ある診察日に
『先生、この治療を自分でも動物にしてあげたいです。この技術はすごいと思います。』
と言ったことを先生に伝えました。

『いいですよ。教えますよ。私の手を見て。手には山と谷があり、谷の部分にほとんどのツボがある。学校でツボの位置を覚えるのではなく、触ってみて感じるものです。』

先生のお宅は、漢方内科医の家系で、先生自身は6歳からそのようなものに触れています。経験としては、50年。
漢方の技術だけでなく、鍼灸や按摩、整体の技術も優れた中医師です。

私はただの獣医師。言われている内容がこのときは、全く意味がわかりませんでした。

先生が、かつて講談社から出版した著書を渡されました。
『ここに中医学の基礎が全て書かれています。』

お弟子さんの鍼灸師の方にご相談したところ、
『日本国内で獣医師向けの、そのような学校があるのであれば、そこで勉強し、わからない部分や間違っている部分を先生に軌道修正してもらえば良いです。』

このように教えていただき、獣医師向けの鍼灸学校に通いました。
その後に国際中医師免許取得のための大学にも通いました。

どの学校も授業はとても楽しかったのですが、
『臨床の現場で漢方薬を用いて動物の病気を治す。』
ということにはなかなか結びつきませんでした。



🌌自分のかわいい猫ちゃんへの漢方生薬治療を始める
当時、私の自宅には、過去に病院の前に捨てられた、猫ちゃんたちが5頭いて、それぞれ様々な病気がありました。

特に慢性腎臓病があり、再発性膵炎を発症する『ミミちゃん』がいました。

それまでは、膵炎発症時の鎮痛薬などを使用する場面で、慢性腎臓病への影響を考え、投薬制限などをしながら治療しなければなりませんでした。

ある時、先生に
『膵炎の漢方処方を教えてください。』
と電話で聞きました。
先生はすぐに処方を教えて下さいました。

当時の自分自身も含め、ほとんどの獣医師は、漢方薬というと、既製品の漢方薬や漢方サプリメントでの使用のみで、
漢方生薬そのものを動物に投薬したことはありません。
飲ませたときに、どんな副作用があるかも分かりません。

私は、ミミちゃんに漢方生薬を飲ませる前に、可能な限りの西洋獣医学的検査(血液検査・尿検査・レントゲン検査・エコー検査)を実施しました。

漢方生薬を飲ませた数日後に、再度同じ検査を全て実施しました。
しかし、どの検査も異常は見られず、元気食欲が回復し、膵炎発症前より、毛艶は良くなり、目の輝きも変わりました。

このことから、残りの4頭の猫ちゃんたちの様々な病気に対する処方を先生にお伺いし、それぞれ治療を行いました。

全てうまくいき、5頭とも、みんな元気になり、私もとても嬉しかったです。

✨ご来院の飼い主様への漢方治療のご提案
自分の猫ちゃんへの漢方治療の経緯を当時お見えになられていた多くの飼い主様にお話をし、ご希望される方々に同様に検査を行い、治療を開始しました。

治療効果に関しては、ホームページの『治療実績』や『飼い主様のご感想』、また、ほとんど毎日更新している病院Instagram、Facebookに掲載されているとおりで、とても良いものでした。

最初の頃は、再診時に飼い主様が笑顔で『すごい調子いい!信じられない驚いちゃう!』とおっしゃっていただけることが、嬉しかったです。

💫当院の漢方治療の現状
漢方薬生薬内服治療を開始した、2021年から2023年までの3年間で、一般的によく見られる病気の漢方薬治療は、ある程度形になりました。

現在は、CTやMRIなどの最新設備が整っている大阪の大きな病院に漢方専門の出張診療にお伺いしたり、他の動物病院の先生からのご紹介の飼い主様とオンライン診療をさせていただき、少し難しい病気の漢方薬治療を実施しています。
  • 通常の治療をしているがなかなか症状が改善しない、
  • あるいは、だんだん歳をとってきて病気じゃないんだけど、
    元気がない
  • 寝てばかりいる
  • 食欲にムラがある
  • もともとあった病気が治りづらくなってきた

などの症状がある場合、
また、我が子の体に負担のない治療をしたいなどのご要望がございましたら、漢方生薬を用いた治療により改善することが多々あります。

きっとお役に立てることがあります。

診療時間

 
午前診療
9:00〜12:00
午後診療
16:00〜19:00
営業時間  9:00~12:00 16:00~19:00 (土曜日午後:15:00~18:00 日曜日:午前のみ)
定休日 水曜日・祝日

予約方法

各種方法でご予約を受け付けております。
ご興味がございましたら、お気軽にご予約ください。

【ご注意ください】
・診察中、お電話でのご対応が出来ない場合がございます。
・お電話が繋がらない場合は Eメール からのご予約もお試し下さい。
・13:00〜14:00は比較的繋がりやすいです。

アクセス

*所在地:静岡県静岡市葵区西草深町22-20
*駐車場完備

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  • 診療実績・飼い主様のご感想

    静岡動物漢方鍼灸センターの診療実績・飼い主様のご感想をご紹介します。「お腹が弱くて、膵炎を繰り返す。」「肝臓機能低下」「仔犬のころから涙焼けが酷く、目の下がただれてきて自分で掻いて血を出すこともしばしばあった。」などの症状が定期的な鍼灸治療と漢方生薬の内服で改善しました。

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  • 皮膚病の漢方治療

    ワンちゃん🐶やネコちゃん😺の 細菌やマラセチアによる皮膚炎・外耳炎の漢方生薬治療についてご説明いたします。

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  • 慢性腎臓病の漢方治療

    ワンちゃん🐶ネコちゃん😺の慢性腎臓病の漢方生薬治療についてご説明いたします。

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  • 心臓病の漢方治療

    ワンちゃん🐶ネコちゃん😺の心臓病に対する漢方治療についてご説明いたします。

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  • 消化器病の漢方治療

    ワンちゃん🐶やネコちゃん😺の 消化器の病気の漢方生薬治療についてご説明いたします。

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  • 漢方生薬・鍼灸治療

    静岡動物漢方鍼灸センターでの漢方生薬・鍼灸治療をご案内いたします。当院で鍼灸治療をお受けになる患者様は、皆様、気持ちよさそうに施術を受けられています。温灸治療は、約15分間です。温かくて、気持ちが良いので、施術中に寝てしまう患者様もいらっしゃいます。

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  • 出張診療について

    出張診療についてのご案内です。事前ご予約制で出張診療による鍼灸治療・漢方治療を行っております。ご希望の方は出張診療希望の旨をとお伝えください。日程調整の上、全国への出張も可能です。

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  • イヌの飼い主様へ

    イヌの飼い主様へのご案内です。静岡動物漢方鍼灸センターでは関節疾患、消化器疾患、泌尿器疾患、神経疾患、循環器疾患、呼吸器疾患、歯科疾患、内分泌疾患などに対応しています。当院は漢方生薬治療を行っています。飼い主様に十分なお時間をお掛けし、漢方生薬を用いた治療についてご説明した後、各ご家庭にあった治療法をご提案させていただきます。

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  • ネコの飼い主様へ

    ネコの飼い主様へのご案内です。静岡動物漢方鍼灸センターでは関節疾患、消化器疾患、泌尿器疾患、神経疾患、循環器疾患、呼吸器疾患、歯科疾患、内分泌疾患などに対応しています。当院は漢方生薬治療を行っています。飼い主様に十分なお時間をお掛けし、漢方生薬を用いた治療についてご説明した後、各ご家庭にあった治療法をご提案させていただきます。

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  • 治療原則『頭寒足熱』について

    ✴️『頭寒足熱』は、→身体の上半身は冷えていて、下半身は暖かい状態で、これがが正常な状態です。 (例)私たちも風邪をひいて発熱をすれば、頭は熱くなり、 あるいは、更年期障害でもやはり火照りが出て、熱くなります。 →頭は熱くなり、病気となる。 水分を摂りすぎると、水は身体の下に溜まりむくみが生じ冷えます。 →足は冷えて病気となる。 すなわち『頭寒足熱』と逆の状態になると病気になります。 ↓ 前足(手)は、熱をとる漢方処方 後ろ足(足)は、冷えをなくす漢方処方 このような漢方生薬治療の原理原則があります。

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  • 飼い主様向け診察の脈診のご説明

    飼い主様向け診察の脈診のご説明 脈で観察するポイントは以下の4点です。 1.巾→ a.広い b.狭い c.中間 2.上・中・下→ a.上…脈を触れたときにすぐに触れることができる皮膚表面で感じる脈 b.中…上と下の中間 c.下…脈を触れても指を押し付けないと感じることができない脈 3.力強さ a.強い b.強いと弱いの中間 c.弱い 4.速さ→ 6秒間で10回 → 1分間60秒で100回 →脈拍数は100回 (1分間の脈拍数は80-160回が正常ですが、動物により異なります。) 1〜3は、 コンディションが良いのは、aのとき コンディションが悪い時は、cのとき 4は、正常回数を外れる回数、つまり速すぎても遅すぎても悪い。

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  • 病気の原因について

    ⭐️病気の原因は、3つ 1.外因 2.内因 3.不内外因 1.外因……行き過ぎた気候変化(六淫)や流行病 2.内因……感情変化が病気の原因であること 3.不内外因……交通事故・食べ過ぎ飲み過ぎなど、外因でも内因でもないもの

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  • 体質について

    ⭐️体質について 5つあります。 気虚、血虚、陽虚、陰虚、精虚です。 これらの体質を治すことが病気を根本的に治すことの意味です。 『漢方で体質改善』の意味は、このことですが、 上記の体質の変化により、病気は、様々な症状が出ます。

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  • 貧血を漢方生薬で改善する。

    貧血を漢方薬で治療 貧血は、様々な病気で起こることがありますが、漢方生薬には、 血液検査で、貧血が起こる前に身体検査で『血虚』体質を見つけ、改善するための専用薬膳スープや漢方生薬も複数種類あり、組み合わせることにより、早く回復します。

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  • 三焦(サンショウ)について

    三焦(サンショウ)について ヒトの場合、 鎖骨から骨盤までが三つの箱に分かれていると考えます。 三焦といいます。 鎖骨から横隔膜まで→上焦…心臓・肺が入る箱 横隔膜からおへそまで→中焦…消化器・肝臓 おへそから骨盤まで→下焦…腎臓 

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  • 四つの立と二分二至

    四つの立と二分ニ至 これは、以下のことを指します。 立春、立夏、立秋、立冬、春分、秋分、夏至、冬至。 これらは,二十四節気の中のものです。

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  • 治療原則・・・冷えと熱について

    📕治療原則・・・冷えと熱について 冷えたら→温める 熱がある→冷やす が治療原則で、これは、漢方治療で当たり前のことです。 治療原則『頭寒足熱』でも同じです。

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  • 舌診について

    📕舌診について 舌にも足裏と同様に『反射区』があります。 舌の 先端は→心臓🫀・肺🫁…上焦 中央部の中央は→脾(消化器)…中焦 中央部の辺縁は→肝臓…中焦 奥は、→腎臓…下焦 です。 上焦・中焦・下焦・・・『三焦について』をご覧ください。

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  • ✨便秘について

    便は、体内の老廃物、毎日排泄されなければなりません。骨盤狭窄など構造的な問題がない場合、漢方生薬内服1日から2日で通常良い便になります。当院では、漢方内服によりネコちゃんが「良いうんち」を毎日排泄できるような治療を行なっています。

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  • 漢方薬を内服するタイミング

    『漢方薬内服は、食前・食後のどちらが良いか』ということについて 漢方薬の種類が三焦のどの部分に効かせたいかにより、異なります。 三焦について→ https://kampo-shinkyu-syu-ah.com/sannshou.html 📕下焦に効かせるには…食前に内服し、食べ物で漢方薬を下焦に送る。 中焦に効かせるには…食事と共に内服し、中焦に漢方薬を馴染ませる。 上焦に効かせるには…食後に内服し、食べ物の上に漢方薬をのせて、上焦に上げる。

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  • 漢方薬治療の本質・意味について

    漢方薬治療の本質・意味について 肝臓が悪くなれば肝臓移植をし、腎臓が悪くなれば、腎臓移植をするのと同じように、気血の気が不足すれば、気を補充します。 漢方薬治療の本質は『気のエネルギー移植』です。

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