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季節との関係④陰陽五行に基づく各季節と病気の関係

季節との関係④陰陽五行に基づく各季節と病気の関係

※こちらも一緒にご覧ください。
季節との関係①病気の原因について
季節との関係②季節の変わり目に体調を崩しやすい理由とその対応方法


⭐️春☘️は、『肝』の季節…首から上の脳神経系の病気は『肝』と関係があり、

春には、ヒトの場合、メニエル氏病や、めまい、顔面神経麻痺などが増えます。

中高齢以降の柴犬に多い『前庭神経障害』も必ず節分の翌日、2月4日立春過ぎに多いです。 

2月4日の立春になる前に『肝』の漢方を内服することにより、春に出やすい、特に神経系の問題をコントロールできることもあります。



⭐️夏☀️は、『心』の季節…高血圧になる、不整脈が現れるなどが心臓の不調が多くなる季節です。

特に1日のうちで昼12時近辺は気血が心臓に集中するため、暑い夏のお昼近辺に心臓の悪いワンちゃんはお散歩する事は絶対に避けたいです。

ゴールデンウィーク明けの5月6日頃が、立夏で、ここから夏になりますが、ゴールデンウィーク前に診察をし、瘀血体質が確認された場合、心臓病漢方を使うことにより、夏の不調を乗り越えることができます。


⭐️長夏(土用の丑の日近辺)は、『脾』の季節…『脾』は、消化器を意味します。
湿気がとても多い『長夏』は、消化管が障害を受けやすく、嘔吐、下痢などの消化器症状のご相談が多いです。

湿気は、消化管にダメージを引き起こしますが、小動物臨床で診察をしていると、日本の本州においては、経験的には、現実的に3月21日の春分過ぎから9月23日の秋分頃までは、湿気の影響を受ける病気のご相談が多いと思います。

消化器症状などは様々で、それぞれに対した漢方生薬内服治療により状態を改善します。



⭐️秋🍂は、『肺』の季節…秋は『乾燥』の季節で、『乾燥』は目には見えませんが、はっきりと存在します。

秋になり、肺が乾燥したとき、旬の果物である梨を使った『空咳』を止めるレシピで呼吸器の咳を沈めることができます。

また、経絡の関係で、肺と大腸は、コンビであるため、便秘のご相談なども多いです。
特にネコちゃんは、便秘が多く、飼い主様がご自身のネコちゃんが便秘であることにお気づきでないことも多いです。

ネコちゃんの便秘には、便秘漢方で対応します。
効果が早い患者様はは内服2日で便秘が解消します。

※経絡…ツボ(経穴)どうしを結んだものが経絡です。


⭐️冬⛄️は『腎』の季節… 11月7日の立冬を過ぎると、高齢のワンちゃんの飼い主様から
『急に立てなくなった』
『後ろ足がふらつく』
『下半身が冷たい』
『朝起きてこなくなった』
などのご相談を受けることがあります。

これらはすべて『腎』の問題です。

寒い。冬の季節は、漢方生薬内服治療と鍼灸治療組み合わせることによりより効果的に状態を改善します。

冬は腎臓の季節で
中医学では腎の色は黒で
腎臓の形は、豆🫘に似ています。

おせち料理の黒豆は、
腎臓の季節である『冬』に『黒い』色の『豆』を食べると言うことで非常に理にかなっています。
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