なぜ漢方薬が体に働くのか?
当院では、漢方生薬治療を単に「症状を抑えるために漢方薬を使う治療」とは考えていません。
中医学では、身体の生命活動を支えるものの一つとして「気」という考え方があります。
当院では、漢方生薬によって身体に不足しているものを補い、本来の身体の働きを支えていくという考え方を大切にしています。
この考え方を、当院では飼い主様に分かりやすく、
「気のエネルギーを身体に補う」
というイメージでご説明しています。
大切なのは、病名だけを見て漢方薬を選ぶことではありません。
同じ病気、同じ症状であっても、
体質、消化機能、気血の状態、年齢、季節、これまでの経過などによって、身体の状態は異なります。
そのため当院では、現在現れている症状だけではなく、その背景にある身体全体の状態を確認したうえで漢方生薬治療を行います。
「症状に対して漢方薬を使う」のではなく、
「なぜその症状が現れているのかを身体全体から考える」。
これが、当院が漢方生薬治療で大切にしている考え方です。


