⭐️漢方薬治療の本質・意味について
⭐️漢方薬治療の本質・意味について漢方薬治療の本質は、気のエネルギー移植です。
有名な漢方薬、高麗人参を例にとって、ご説明をいたします。
高麗人参の中には気血の気が多く含まれています。
気虚と言う元気がなくなった体質の時に使われる漢方薬が高麗人参です。
高麗人参をお湯で煎じることにより、湯の中に高麗人参の中の『気』が移植されます。これが薬の湯、薬湯(ヤクトウ)というものです。
この薬湯を飲むことにより、体内に高麗人参に含まれる気を補充し、体を元気にします。
元気がない(気虚)→高麗人参の薬湯を飲む→気虚の体の中に高麗人参の気血の『気』が補充される→気虚が改善し、体が元気になる。
西洋医学で肝臓が悪くなれば肝臓移植をし、腎臓が悪くなれば、腎臓移植をするのと同じように、気血の気が不足すれば、気を補充します。
これがすなわち漢方薬治療の本質が『気のエネルギー移植』と言われる所縁です。