静岡動物漢方鍼灸センター|静岡県葵区西草深町|動物病院

⭐️漢方生薬内服治療や鍼灸治療が得意な動物病院です。

Brw

HOME ≫ 季節との関係③夏に生姜・冬に大根を食べると良い理由 ≫

『一陽気』の話…身体の冷えに関して:生姜🫚と大根をいつ食べるべきか。

『一陽気』の話…身体の冷えに関して:生姜🫚と大根をいつ食べるべきか。

📕『一陽気』の話…身体の冷えに関して:生姜🫚と大根をいつ食べるべきか。

自然界にも私たち個々の動物の身体の中にも『陽気』というものがあります。

この『陽気』は、温かいものです。

⭐️自然界では、
陽気は、
冬⛄️の間、地面の下、地中に存在します。
地下の井戸水は、温かい陽気が、そばにあるために、冬の間は温かく感じます。

春☘️になると、陽気は、地面に向かって上昇してきます。
これに対して
植物の芽が芽吹き、
虫や動物は冬眠から目覚めます。

夏☀️になると陽気は天に向かいます。
陽気から離れた地下の井戸水は、夏場冷たく感じます。

秋🍂になると、陽気は再び地中に向かい、降りてきます。
この陽気の影響で、稲穂は、実を結び、こうべを垂れて、収穫の時期を迎えます。

そして冬⛄️が来ます。

⭐️動物の身体は、外側から内側(表面から深部)に向かい、
皮膚
皮下組織
筋肉

と構成されています。

動物の身体の中での陽気の動きは、以下のとおりです。

冬⛄️は、自然界の地中に相当する、身体の一番深いところ、骨の髄、骨髄にあります。

この時、
陽気が体内にあるため、
身体の
中は、『陽』…温かく
外、皮膚表面は、『陰』…冷たい
状態です。

春☘️になり、その後、夏☀️になるに連れて、
陽気は骨髄から皮膚表面に向かっていきます。

夏☀️は、陽気は、皮膚表面にあるため、
身体の
中は『陰』…冷えていて
外、皮膚表面は、『陽』…温かい
状態です。

💫まとめ
動物の身体は、
冬…体内は温かく皮膚表面は、冷たい。
夏…体内は冷たく皮膚表面は、温かい。

📕消化管に対する生姜🫚と大根の使い分け
生姜は、消化管を温める食材
大根は、消化管を冷やす食材

冬は体内は温かい
→消化管も温かい
→大根で適度に消化管が温まりすぎないようにする。

夏☀️は体内は冷たい
→消化管も冷えている
→消化管が冷えた状態で、揚げ物などを食べると下痢をする
→夏場には、下痢や食中毒が多い。
→生姜で適度に消化管を温める。


⭐️中医学の漢方や薬膳の基本は『何事も中庸』です。

このことから消化器に関しては、
一年では、夏に生姜、冬に大根
一日では、朝に生姜、夜に大根

の法則で養生します。




注意:本サイトの文章・動画・音声のすべての著作権は、『株式会社syuしゅう動物病院 静岡動物漢方鍼灸センター』にあり、無断での転載は厳しく禁じられています。本サイトの一部また全部を他のウェブサイトや印刷物、電子媒体等へ複製、転載することができません。許可なく転載した場合、法的措置を取ります。
ネット予約

〒420-0866
静岡県静岡市葵区西草深町22-20

054-248-6167

診療時間
9:00~12:00 16:00~19:00
(土曜日午後:15:00~18:00 日曜日:午前のみ)
休診日:水曜日・祝日