嘔吐や下痢、食欲不振を繰り返している飼い主様へ
消化器病のご家族をもつ飼い主様から、
「下痢や軟便を繰り返し、なかなか安定しない」
「嘔吐を繰り返している」
「食欲が落ち、以前のように食べられなくなってきた」
「膵炎を繰り返している」
「蛋白喪失性腸症の治療を続けているけれど、アルブミンの数値がなかなか改善しない」
「治療を続けているけれど、ほかにできる治療はないだろうか」
というご相談をいただきます。
消化器疾患には、嘔吐や下痢、食欲不振などの症状だけでなく、膵炎や蛋白喪失性腸症など、長期にわたる治療が必要となる病気もあります。
当院では、こうした消化器疾患に対して、現在現れている症状だけではなく、その背景にある身体全体の状態を確認しながら漢方生薬治療を行っています。
当院では、漢方を継続して内服できる場合、高い割合で改善がみられています。
当院の漢方治療では、単に下痢を止める、嘔吐を抑えるということだけを目的としているわけではありません。
これまでの経過、食欲、便の状態、嘔吐の頻度、体力、検査結果、季節による変化などを総合的に確認し、ご家族お一人おひとりに合わせて漢方を組み立てます。
治療によって、
・繰り返していた下痢や軟便の改善
・嘔吐の改善
・食欲の回復
・膵炎に伴う症状の改善
・蛋白喪失性腸症におけるアルブミン値の改善
・全身状態の改善
など、実際の変化につながっています。
ホームページやSNSでご覧いただける経過は、当院で漢方治療を行い、実際に得られた治療実績です。
なぜ、消化器の症状だけを診ないのか
消化器の状態を考えるうえで、中医学では「湿」という考え方があります。
「湿」とは、わかりやすくいえば、身体の中に生じる湿気のようなものです。
もともと消化機能が弱い場合や、加齢などによって消化機能が低下すると、食べ物を適切に処理することが難しくなり、身体の中に「湿」が生じやすくなると考えます。
さらに、その状態が続くことで「熱」が加わった「湿熱」や、「痰湿」と呼ばれる状態へ変化することがあります。
また、梅雨から夏にかけてのように湿気の多い季節には、外からの湿気も身体に影響し、食欲の低下、嘔吐、下痢、軟便などが現れやすくなることがあります。
大切なのは、「下痢だから下痢だけを診る」「嘔吐だから嘔吐だけを診る」のではないということです。
当院では、現在現れている症状だけではなく、なぜその状態になったのか、身体全体の状態や季節との関係まで確認したうえで漢方治療を行います。
飼い主様へ
嘔吐や下痢を繰り返している。
食欲が戻らない。
膵炎を繰り返している。
蛋白喪失性腸症の治療を続けてもアルブミン値がなかなか改善しない。
そのような場合にも、当院の漢方治療によってお力になれることがあります。
「もう一度しっかり食べられるようになってほしい」
「嘔吐や下痢を繰り返さず、穏やかに過ごしてほしい」
そのような飼い主様のお気持ちを大切にしながら、ご家族お一人おひとりのこれまでの経過と現在の身体の状態を丁寧に診てまいります。
大切なご家族の今後の治療についてお考えになる際の一つの選択肢として、当院の漢方治療についてもご検討いただけましたら幸いです。


