静岡動物漢方鍼灸センター|静岡県葵区西草深町|動物病院

⭐️漢方生薬内服治療や鍼灸治療が得意な動物病院です。

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心臓病・腎臓病・外耳炎・皮膚炎のあるワンちゃんです。

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1.主な症状・診断名

僧帽弁閉鎖不全症・慢性腎臓病・細菌性外耳炎・細菌性皮膚炎
2.治療
漢方薬内服(心臓病用漢方・皮膚病用漢方)

3.飼い主様のご感想
・漢方薬を飲み始めてから心臓病の咳がほとんど出なくなり年齢の割に元気になっています。
・皮膚の状態も良くなり毛の量も多くなりました。
・膝が悪いのですが、痛がらなくなりました。


当院の治療はこちら→心臓病の漢方治療 慢性腎臓病の漢方治療 皮膚病の漢方治療
 
2024年01月24日 19:41

⭐️胸水が溜まったネコちゃんの漢方治療経過のレントゲン画像

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💫説明

画像は、肥大型心筋症・慢性腎臓病の猫ちゃんが胸部液体貯留となった3枚の胸部レントゲン写真です。
心拍数も呼吸数も速くで苦しそうな様子でした。

右画像が治療前、画像中央下部が全体的に白く、胸水があります。
中央画像治療開始3日後、画像中央下部の白い部分が右画像より少し減りました。
左画像が治療開始8日後、画像中央下部の白い部分がなくなり、中央の丸い心臓の陰影がはっきり見えます。
画像中央の白く丸いものが、心臓で、空気が入る肺の部分は黒く移ります。


通常の利尿剤を使って胸部液体貯留を除去したいのですが、慢性腎臓病で腎臓の数値が高く、利尿剤を使用すると腎臓病が悪化するリスクがあります。

 

🌠治療方法

漢方生薬内服治療で胸部液体貯留を除去しました。
 

⭐️治療結果

レントゲン画像の通り、治療開始から8日で胸部液体貯留はほとんどなくなりました。

心拍数、呼吸数も落ち着きました。

血液検査で、腎臓数値が高かったので、こちらも数値を下げる『デトックス』漢方を併用し、

胸部と腎臓の問題を同時に解決しました。

入院せずに、すべて通院治療です。
2024年01月16日 16:02

心臓病のわんちゃんの漢方生薬での治療です。咳もなく元気です。

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https://www.instagram.com/reel/C1CQc6ZSMgd/?igsh=bG15Y3NyZHZhdWxi
 

⭐️説明

心臓病(僧帽弁閉鎖不全症)がある11歳のウェストハイランドテリアの女の子です。

 

💫飼い主様のご感想

『心臓も僧帽弁閉鎖不全症を患っていて、腎機能も低下してきましたが、循環器の漢方で夜の咳もなくなって、腎機能改善の漢方で数値も標準値に戻りました。

循環器と腎機能の漢方を飲ます前は元気がなく、お散歩も拒否してましたが、漢方を飲んでからお散歩も元気に行くようになってお家の中でも活動してる時間が増えました。

漢方なら臓器にも優しいから安心して服用しています。』

 

 

🌠患者様、ご自身が元気で快適になり、飼い主様が漢方薬内服による症状の改善に驚きつつ、喜んでくださると、この治療させていただいて良かったなと感じます。ずっと元気な状態を維持できるように、お手伝いできればと思います。

 

 

⭐️漢方生薬内服の経緯

 

心臓病に対して、通常の錠剤の内服薬のお薬で治療していましたが、

2022年の夏の夜に急に呼吸状態が悪くなりご来院されました。

この時点で、僧帽弁閉鎖不全症は、心不全兆候が見られ、ACVIMコンセンサスガイドライン・MMVD ステージCでした。
この頃から、循環器用の漢方生薬の内服を始めました。

 

漢方生薬内服開始から、お散歩も行きたがるようになり、帰宅後もボール遊びをするそうです。

また、同じくらいの年齢の同犬種の集まりでも、患者様ご本人が、1人だけお元気だそうです。

現在とても良好な状態を維持することができ、よかったです。

 

 

 

✨今後の治療計画

時間の経過とともに、心臓病に関して、肺水腫などの症状が見られたとしても、腎臓の数値上げるような利尿剤を使用することなく、肺水腫を改善する漢方生薬を使用すれば、快適な状態が維持できると考えています。

 

飼い主様からご許可をいただき、ご感想の文章をいただきました。

当院の治療内容は詳しくはこちらにあります。→心臓病の漢方治療

2024年01月04日 20:48

14歳の女の子のパグちゃんです

1.主な症状・診断名
外耳炎・僧帽弁閉鎖不全症・慢性腎臓病・慢性骨関節炎
2.治療
・定期的な鍼灸の施術と漢方生薬(外耳炎用漢方と腎臓用漢方)の内服。 
・年齢を重ねてきたので飲み薬の漢方生薬の中に高麗人参なども入れている 
当院の治療はこちらをご覧ください。→慢性腎臓病の漢方治療 皮膚病の漢方治療 心臓病の漢方治療
3.飼い主様のご感想
  • この年齢になってもずっと変わらず元気で歩いてくれて、食欲もあって。 
  • 特に高麗人参は本当に元気が。飲んで1日で効果を感じるぐらい、効き目が速いです。 
  • 鍼灸とか漢方の治療をして毛艶とか毛の量とか元気さとか何かほかに変わったこはありますか?
    *毛の量は増えたというか、もともとフサフサだったんですけど、歳をとるともっと抜けてくるというんですけど、(若い頃と比べて)ほぼ変わらないんじゃないかと感じます。 
  • 関節の問題で関節炎の消炎鎮痛剤を使っていましたが、、関節炎の漢方薬の生薬を使ってからの足の状態はいかがですか? 
    *左足が悪いんですけど、立ってる時も足が全部裏返っちゃう様な事がありましてが、漢方内服2日目くらいから自分で戻せるというか。もう一息です。でも大分改善しました。
2023年12月28日 16:53

飼い主様のご感想1

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説明

11歳のウェストハイランドテリアの女の子です。

細菌性外耳炎
細菌性皮膚炎(膿皮症)
心臓病(僧帽弁閉鎖不全症)
慢性腎臓病
があります。

飼い主様のご感想

『細菌性外耳炎で週1で外耳道洗浄で通院してましたが、週1でも改善されず、抗生剤もステロイドも効かなくなって、耳道切開の外科手術のお話までいきましたが、先生が漢方を始められて、まだどの子もやったことないけど漢方のお茶(外用剤)で洗浄してみましょうかと言われて、戸惑いもありましたが、先生の作られた外用剤で洗浄と湿熱の生薬を飲ませてから、通院することもなくお家ケアで済んでいます。耳垢は毎日出ますが、グジュグジュはなくなってお耳の掃除もしやすくなりました。ブルブルもできなかったくらいにお耳がひどかったのに、今ではブルブルも普通にできるようになりました。お耳の位置も普通に戻りました。皮膚も弱かったけど、膿皮症もできにくくなりました。

また、心臓も僧帽弁閉鎖不全症を患っていて、腎機能も低下してきましたが、循環器の漢方で夜の咳もなくなって、腎機能改善の漢方で数値も標準値に戻りました。最近の心臓のレントゲン検査ではビックリすることがありました。心臓の弁が真っ直ぐになってました。湿熱の漢方が結果的に良かったみたいで、まだまだ漢方は未知数だと思いました。
循環器と腎機能の漢方を飲ます前は元気がなく、お散歩も拒否してましたが、漢方を飲んでからお散歩も元気に行くようになってお家の中でも活動してる時間が増えました。
抗生剤、ステロイドが悪い訳ではありませんが、漢方なら臓器にも優しいから安心して服用しています。』
 

漢方生薬内服の経緯

細菌性外耳炎に対する治療→皮膚病の漢方治療

漢方薬の内服と外耳炎用外用剤を使用しました。
(多種類の抗生物質を使った経緯がないにもかかわらず、抗生物質の効かない薬剤耐性菌が検査で検出されました。) 
心臓病に対する治療→心臓病の漢方治療

通常の錠剤の内服薬のお薬で治療していましたが、
2022年の夏の夜に急に呼吸状態が悪くなりご来院されました。
この頃から、循環器用の漢方生薬の内服を始めました。
慢性腎臓病に対する治療→慢性腎臓病の漢方治療

腎臓や消化器の機能改善し、血液中の老廃物を体外に排出する「デトックス」漢方を使用することにより、血液検査上の数値も改善しました。
 

今後の治療方針


現在とても良好な状態を維持することができ、ご本人もとてもお元気です。

今後時間の経過とともに、心臓病に関して、肺水腫などの症状が見られたとしても、腎臓の数値上げるような利尿剤を使用することなく、肺水腫を改善する漢方生薬を使用すれば、快適な状態が維持できると考えています。



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2023年12月28日 16:42