静岡動物漢方鍼灸センター|静岡県葵区西草深町|動物病院

⭐️漢方生薬内服治療や鍼灸治療が得意な動物病院です。

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漢方生薬治療で毛並みと毛量が豊かになり、とても元気です。

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1.既往歴

慢性腎臓病・消化器系の不調

2.中医学による診断

腎陰虚・湿熱症
 

3.治療

・腎陰虚漢方
・腎臓病漢方(尿蛋白漏出抑制漢方・デトックス漢方)
*デトックス漢方・・・血中老廃物排泄を促し血液検査での腎数値を下降させる漢方
・湿熱症漢方
・薬膳スープ

 

4.飼い主様のご感想


自宅で3種類の漢方薬と薬膳スープを飲ませながら、皮下点滴を行っています。
漢方治療始めて2ヶ月弱になりますが、毛並みと毛量が豊かになり、日々のエネルギーも子猫の頃を思わせる位になりました。

5.獣医師からの補足説明
消化器系の不調や慢性腎臓病があることから、薬膳スープと漢方生薬内服をしています。
毛並みの改善と、毛量の増加が著しいです。
普段の元気さもかなりよくなったとのことです。

当院の治療は、こちらをご覧ください。→慢性腎臓病の漢方治療 消化器病の漢方治療

 

2024年04月13日 14:19

外耳炎を漢方生薬のみで治療し、かゆみなく、耳垢もない。

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1.主な症状・診断名 

マラセチア性外耳炎

2.治療

・ 定期的な漢方生薬(湿熱症・陰虚)の内服

3.解説


このトイプードルの女の子は、マラセチア性外耳炎がありますが、専用の漢方生薬の定期的な内服のみで良いコンディションを保てています。

毎回、診察時に外耳道をチェックしますが、耳垢がほとんど出ないので、洗浄する必要がありません。
当院の外耳炎漢方治療は、現在、漢方薬内服と外耳道内に三日間塗る専用スキンクリーナーがあります。
十分な治療がされるとマラセチアが繁殖しなくなるため、痒みもなくなり、定期的な外耳道洗浄行う必要もありません。

当院の治療は、こちらをご覧ください。→皮膚病の漢方治療
2024年04月09日 21:19

✨慢性腎臓病のネコちゃん😸継続的な鍼灸施術で元気です。

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✨慢性腎臓病の推定10歳のネコちゃん😸。お父さんに抱っこされてリラックス😽しています。月2回の継続的な鍼灸施術でいつも元気です。
2024年04月07日 20:11

✨便秘について

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💫画像は、便秘漢方内服後の便
便を撮影した画像のため、ご気分を害される方がいらっしゃると思いますので、一部画像を加工しております。
これは、便秘を漢方生薬を内服しているうちのネコちゃん、コムギちゃんの『良いうんち』です。

こんなにも立派で長い便が、毎日でます。

当院では、漢方生薬内服により、
ネコちゃんが「良いうんち」を毎日排泄できるような治療を行なっています。


📕動物病院の診察室でのある会話
獣医師「このコは毎日良いうんちが出ていますか?」
飼い主様「うーん。良いと思います。」

この会話がなされた時、診察に来た患者様が本当に良いうんちを日常的に排泄しているかどうかは、不明です。

獣医師の「良いうんち」という質問の仕方は、あいまいで、聞かれた飼い主様は、ご自身で「良いうんち」「良くないうんち」を判断しなければなりません。 

特に、ネコちゃん🐱は、便秘の患者様が多いです。


☪️便秘の説明
⭐️便秘の西洋医学的な問題点と解釈

便秘→消化管内に宿便→宿便の中で腸内細菌により様々な代謝産物産生→現在、糖尿病などの疾患は、特定の腸内細菌の代謝産物が消化管から血液を介して、体内に吸収され、発症すると考えられています。



⭐️便秘の中医学的な問題点と解釈

便は、体内の老廃物、毎日排泄されなければなりません。

便秘→消化管内に宿便→老廃物蓄積→大腸の熱が、肺に上がる。→肺熱となり、咳が出る→肺機能低下→肺気の粛降できなくなる→更に便秘となる。


✳︎肺気の粛降とは…
便は、力むことにより、排便されます。
これについての中医学的な説明は、力んだ時、肺の気を大腸まで降ろすことにより便が出るという仕組みです。


肺と大腸は、コンビとなる経絡であるため、
肺気の粛降も
肺の大腸の熱が肺に上がる現象も
成り立ちます。

経絡…経穴(いわゆるツボ)を電車の駅に例えると、駅と駅を結ぶ線路が「経絡」になります)


☪️漢方治療の実際
⭐️漢方内服で約1-2日で便秘解消
骨盤狭窄など構造的な問題がない場合、漢方薬内服1日から2日で通常良い便になります。

当院では、漢方生薬内服により、
ネコちゃんが「良いうんち」を毎日排泄できるような治療を行なっています。

当院のネコ🐱のコムギちゃんは、便秘漢方内服で、毎日快便です。


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お知らせ📯

当院の漢方治療は、2024年1月現在、以下の地域の各病院様で受診していただくことが可能です。
ご希望される方は、各病院様にお問い合わせいただくか、当院まで直接お問い合わせください。


⭐️東北地域⭐️
アレックス動物病院様
HP URL https://www.arex-119.com/
〒982-0813 宮城県仙台市太白区山田北前33-69
TEL:022-244-4912


⭐️関東地域⭐️
東京都→
うめやしきアニマルクリニック様
HP URL https://www.umey-ac.com/
東京都大田区大森中
Instagramアカウント
@umey.ac1256


⭐️関西地域⭐️
淀川中央動物病院様
HP URL https://yodo-ah.com/
大阪府淀川区東三国6-12-6


あるいは、下記へお問い合わせ下さい。

静岡動物漢方鍼灸センターhttps://kampo-shinkyu-syu-ah.com/
しゅう動物病院

診療のご予約はこちらからどうぞ→
TEL054-248-6167
Eメールsyuanimalhospital@gmail.com
LINE ID syu-ah




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2024年04月05日 19:24

⭐️漢方生薬内服治療後は喘息発作もなく、とても元気です。

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⭐️漢方生薬内服治療後は喘息発作もありません。

ステロイド剤でコントロールできない喘息発作を漢方生薬内服治療のみに変えました。
この漢方生薬は、副作用もなく、現在は、とても元気になります。

📕病気の経過
当院に保護された頃からある呼吸器疾患が慢性化し、喘息様発作を繰り返し年々ひどくなるばかりでした。
また、消化器が弱く、嘔吐(週に一回程度)と慢性的な便秘もありました。


毛の量も増えて、現在14歳ですが、目にも精気が宿り、若々しいです。

喘息以外にも『嘔吐・便秘』がありました。

現在は、呼吸器用漢方生薬内服をして、発作は出ず、呼吸も落ち着いています。
消化器の問題も漢方薬生薬で改善しました。

漢方薬内服前より格段に快適に暮らしています。
よかったね!


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お知らせ📯

当院の漢方治療は、2024年4月現在、以下の地域の各病院様で受診していただくことが可能です。
ご希望される方は、当院までメールで直接お問い合わせください。


静岡動物漢方鍼灸センターhttps://kampo-shinkyu-syu-ah.com/
しゅう動物病院

診療のご予約はこちらからどうぞ→
Eメールsyuanimalhospital@gmail.com
LINE ID syu-ah



⭐️東北地域⭐️
アレックス動物病院様
HP URL https://www.arex-119.com/
〒982-0813 宮城県仙台市太白区山田北前33-69 
TEL:022-244-4912

⭐️関東地域⭐️
東京都→
うめやしきアニマルクリニック様
HP URL https://www.umey-ac.com/
東京都大田区大森中
Instagramアカウント
@umey.ac1256

⭐️関西地域⭐️
淀川中央動物病院様
HP URL https://yodo-ah.com/
大阪府淀川区東三国6-12-6
2024年04月02日 20:10

漢方治療で、とても元気になったトイプードルの女の子です

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⭐️漢方内服治療で、とても元気😄だと飼い主様がおっしゃっている高齢のトイプードル🐶の女の子です。

1.主な症状
歳を重ねてきて、元気がない。
朝起きてこない。
朝ごはんを食べない。
朝嘔吐する。
2.診断
湿熱症
気虚
3.治療・経過

湿熱症という問題から来る消化器症状でご飯の食べが悪かったことを『湿熱症』漢方内服とで解決

気虚は、体質で、『元気がない状態』

元気がない→高麗人参処方

🥕高麗人参は、気を補う有名な漢方薬です。
気虚→元気不足→補気薬である高麗人参内服→元気になる!
4.飼い主様のご感想
漢方生薬を飲むようになって、ご飯も食べるようになり、元気も出たそうです。
5.獣医師からの補足説明
📕朝ご飯を食べない問題について
高齢になってくると
・朝ご飯を食べない。
・朝、胃液を吐く。
・あるいは、朝ご飯をお昼に食べて、夜までに1日分をやっと食べる。とにかく朝は食べない。

これらは、加齢に伴う消化器機能低下から来る問題です。
漢方生薬治療で、これらの問題は解決が可能です。

📕元気がなくなってきた問題について
高麗人参以外にも、薬膳のスープや薬膳食材で元気になります。

💫高麗人参🥕の豆知識🫘🫛
高麗人参に限らず、漢方生薬全て、
採取する産地、時期、もっと細かく言えば、
山の斜面の陽が当たる場所で生育したものと日陰で生育したもので、その性質が異なります。

また、高麗人参は、金属に触れると、漢方薬としての薬効を失います。

包丁で切ってもいけないし、ステンレスのシンクに置いてもいけません。

それぞれの漢方生薬🌿に細かい知識や意味があります。
2024年03月29日 18:22

漢方生薬治療で脊髄空洞症の症状がすぐに改善したパグちゃんです

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💫脊髄空洞症があり、後ろ足の症状のあったパグちゃん🐶です。漢方生薬内服ですぐに症状が改善しました。

 

1.既往歴

脊髄空洞症

2.中医学による診断

腎陰虚・下半身の冷えからくる後ろ足の問題

3.治療

・腎陰虚漢方
・下半身を温め、後ろ足の経絡の通りを良くする漢方

4.飼い主様のご感想

漢方生薬を服用する前はウンチをする時に踏ん張りがきかず、うろうろ歩きながらウンチをしてたのが漢方を服用してから踏ん張りができるようなり、うろうろする事が減りました。
ジャンプで登れなかった椅子にも登れるようになっててびっくりしています。
毎日元気でヤンチャに過ごしています。
5.獣医師からの補足説明
一年ほど前から治療しています。
内服開始1週間ほどで、症状改善し、その後漢方生薬内服量を減らし、現在とても良いコンディションです。

📕脊髄空洞症など脊髄疾患や骨髄の病気は、中医学では、『腎』の問題と考え、その漢方生薬治療で改善します。

当院の治療は、こちら→こちらをご覧ください。→慢性腎臓病の漢方治療

撮影にご協力・ご理解いただきました飼い主様・患者様に深く感謝いたします。
 
2024年03月08日 13:39

⭐️後ろ足の不調を漢方・鍼灸治療して、すぐ良くなりました。

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1.主な症状・診断名

後ろ足の歩き方がおかしい。

整形外科学的検査:右足根中足関節屈曲時クリック音(+)

2.治療・経過

鍼灸施術をさせていただき、後ろ足の動きが良くなるような漢方生薬の内服薬を三日間だけ処方させていただきました。

施術前はしっかり『お座り』ができなかったようですが、施術後は、すぐにできるようになりました。

鍼灸治療と漢方症薬内服治療以外は何も行っていません。
2024年02月21日 21:55

免疫介在性溶血性貧血のネコちゃんを漢方生薬で治療する。

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⭐️免疫介在性溶血性貧血のネコちゃんを漢方生薬で治療する。


当院の13歳になる雄猫のタラちゃんは、3年前に『免疫介在性性溶血性貧血』という病気でした。

免疫介在性溶血性貧血…自身の免疫細胞である白血球が、赤血球を破壊し貧血が起こる病気です。

💫治療経過

免疫の病気のため、最初に免疫抑制剤の治療を行いました。
初日はステロイド剤を投与し、経過を見ても血液検査で貧血の進行が止まらないため、シクロスポリンと言う免疫抑制剤を追加投与しました。

その数日後に免疫抑制剤の投与の影響と思われる腎臓の血液検査数値が上昇があり、腎臓機能が低いことが発覚しました。
腎臓の予備機能が低い動物に免疫抑制剤を投与し続ければ、腎臓病へと移行します。
また、免疫抑制剤の長期投与は肝臓にも影響を及ぼします。

このような場合、通常の治療は、手詰まりになります。

そのため、ここからは免疫抑制剤の投与を中止し、漢方生薬で治療しました。

貧血があるときに調べる血液検査項目の1つヘマトクリット値は、

病気の発症を確認したときは28%で、約1ヵ月で38%まで漢方生薬内服治療のみで改善しました。
 

📕解説

中医学での診断は、『血虚』という血液不足の状況でした。
また、『陰虚』という体質で、体内の水分代謝機能が低下したため、身体が熱く、飲水量が増加していました。
 

✨治療開始から現在までの様子

『白血球の数値を低下させ、赤血球の数値を上昇させる』漢方生薬を内服することにより、ヘマトクリット値は現在40%前後を維持しており、普段おうちの中を走り回って、とても元気です。
ずっと飲んでも何の問題もない漢方生薬で元気な日々を過ごしています。
2024年02月19日 15:46

膵炎を5日間で漢方治療し薬膳で不定期な嘔吐も収まりました。

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🌟膵炎を漢方で五日間で治療し、薬膳食材で不定期な嘔吐も収まり、毛量も増えました。


動画のワンちゃんは、2023年秋に消化器症状があり、検査の結果、膵炎と診断しました。
もともと肝機能の低下があるワンちゃんです。

膵炎は専用漢方内服で5日ほどで良くなりました。

また、普段から消化器用の薬膳食材を召し上がっていただいてるため、もともと不定期にあった嘔吐
もなくなりました。
薬膳食材で体重もちょっと増えました。


📕膵炎の漢方生薬治療について

中等度までの膵炎であれば当院の漢方薬内服治療で1週間ほどで治ることがほとんどです。
西洋医薬の治療より、治療期間は短くすむことが多い気がします。


 

2024年02月05日 16:37
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〒420-0866
静岡県静岡市葵区西草深町22-20

054-248-6167

診療時間
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(土曜日午後:15:00~18:00 日曜日:午前のみ)
休診日:水曜日・祝日